支援内容

課題の特定から定着までの支援

業務改善コンサルティングという言葉が指すのは、課題を見つけるところから、直した後に確かめるところまでの範囲です。当社はこの範囲を七つに割り、無料相談から効果測定までを一続きで進めます。どこに課題があるのかの特定、解決方法の提案、必要に応じた新たなシステムの導入支援、実行した後の効果測定まで、一貫してお引き受けします。
日々の作業ひとつの手間も、会社全体に関わる仕組みの見直しも、進め方は同じです。前の手順で確かめた事実を、次の手順の土台に置く。手順を七つに分けているのは、この積み重ねの区切りを目に見える形にするためです。どのような課題を引き受けているかは、解決できる課題のページで紹介しています。

気になる手順から先にお読みいただけます。

  1. 手順 01 無料相談

    最初の手順は無料相談です。オンラインでのご相談にも対応します。いまお困りのこと、こうなればよいのにとお考えのことを、そのままお聞かせください。資料の用意は不要です。課題の整理がついていない段階のままでかまいません。お話を伺いながら、どこに課題がありそうかを当社が一緒に整理します。

    業務の困りごとは、日々の仕事に追われるうちに、言葉にする機会のないまま積もっていきます。うまく説明できるかどうかを気にする必要はありません。背景を伺いながら言葉にしていくことも、この手順のうちです。

    初回のご相談では、次の二つをお答えします。

    • ・ 解決の可否の見立て
    • ・ 概算の金額の見通し

    依頼するかどうかは、この二つを材料に判断していただけます。ご相談だけの利用もできます。

    ご依頼いただいた場合は、取り組む範囲を確認したうえで、正式な金額をあらためて提示します。ご相談で伺った内容は、そのまま次の業務プロセスの可視化の出発点になります。最初に伺ったお困りごとを手がかりに、どの業務から書き出すかを一緒に決めます。

  2. 手順 02 業務プロセスの可視化

    ご依頼の後、まず取り組むのが業務プロセスの可視化です。どの業務が、どのような手順で進み、誰が何を担当しているのか。担当者それぞれの経験の中にだけあって、文字にも図にもなっていない仕事を、誰が見ても分かる形に書き起こしていきます。

    書き出しは、日々その業務を担っている方への聞き取りで進めます。お使いの帳票や画面を拝見するのは、言葉で伺った手順と、書類の実際の流れとの間に差が見つかることがあるためです。書き出した図はご確認いただき、実態と合うまで直します。

    お願いするのは、社内の窓口となる方を決めていただくことと、現場の方にお話を伺う時間の調整です。聞き取りの進め方は、日々の業務への差し障りが小さくなるよう、相談のうえで決めます。

    ひとつの書類が出来上がるまでに誰の手を経ているのか、どの作業が特定の担当者にしかできなくなっているのか、同じ内容を二度入力している箇所はどこか。書き出してみて初めて見えてくる事柄です。あわせて、それぞれの作業にかかっている時間も確かめます。改善の後にどれだけ変わったかを比べる元になるためです。

    この手順で残るのは、業務の流れを書き出した図と、いま各作業にかかっている時間です。

    書き出した業務の全体像は、続く業務問題の特定で共通の資料になり、検討が立場ごとの感覚に流されにくくなります。可視化で伺った現場の声も、改善案の検討で生かします。

    新しいやり方や道具を入れる前に、いまの業務を書き出しておく。この順番の意味は、国の調査にも表れています。成長に向けた設備投資に取り組んだ企業のうち、投資の前に業務プロセスの見直しに取り組んだ企業では、足下の設備稼働率が75パーセント以上という回答が37.1パーセントを占め、取り組んでいない企業の31.6パーセントを上回りました。同じ調査では業務プロセスの見直しを、業務を効率化するために現在の業務の状況を明らかにし、改善策を検討・実行する一連の取組と定義しています。その具体的な内容として最も多く挙がったのが、業務フローの可視化・見直しでした。当社が可視化を二番目の手順に置いているのは、この定義のとおりの順序です。

    出典 中小企業庁「2026年版 中小企業白書」2026年4月24日公表、Ⅱ-26ページ「第2-2-8図 設備稼働率(業務プロセス見直し状況別)」およびⅡ-27ページ「第2-2-9図 業務プロセス見直しの具体的内容(設備稼働率別)」 公開ページ(中小企業庁ウェブサイト)
    調査概要 原資料は株式会社帝国データバンク「令和7年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」。全国50,000社の中小企業を対象に、2025年11月から12月にかけて実施したウェブ調査です。有効回答数12,289社、回収率24.6パーセント。白書は、調査の過程で判明した大企業74社を除いた12,215社について分析しています。
    集計方法 第2-2-8図は、2019年以降の成長に向けた設備投資に「取り組んだ」と答えた企業への設問です。業務プロセスの見直しに「取り組んだ」企業が4,179社、「取り組んでいない」企業が1,573社。「取り組んだ」は「大いに取り組んだ」と「ある程度取り組んだ」の合計、「取り組んでいない」は「あまり取り組んでいない」と「ほとんど取り組んでいない」の合計です。設備稼働率は、1日当たりの平均稼働時間を1日当たりの稼働可能な総時間で割った値で、「分からない」と答えた企業は除いています。第2-2-9図は、同じ設問で業務プロセスの見直しに取り組んだ企業への複数回答です。本文で引用したのは最も回答の多かった項目名のみで、割合は掲載していません。
    表記 項目名は同調査の表記によります。業務プロセスの見直しの定義は、第2-2-8図および第2-2-9図の注記によります。

  3. 手順 03 業務問題の特定

    続いて、可視化した全体像をもとに、どこに問題があるのかを洗い出します。

    • 時間がかかっている作業、
    • 滞りが生まれやすい箇所、
    • 特定の担当者に負担が寄っている業務。

    書き出した事実に沿って、一つずつ確認していきます。

    問題の現れ方はひと通りではありません。作業そのものに時間がかかることもあれば、同じ確認の繰り返しや、部署をまたぐ受け渡しの待ち時間という形をとることもあります。現場の担当者が感じている手間と、経営の立場から見えている滞りとが、同じ業務の別の面だったという場合もあります。当社は関係する方々のお話を伺い、感覚ではなく事実をもとに書き出します。

    この段階では、解決の方法にまだ踏み込みません。先に方法を決めると、問題の捉え方がその方法に引きずられてしまうためです。何が起きているのかを確かめることに絞って進め、ここで言葉にした問題を、次の原因の特定へ引き渡します。

  4. 手順 04 業務問題の原因特定

    特定した問題について、なぜそれが起きているのかを掘り下げます。表面に現れている事象と、その原因とが、同じ場所にあるとは限りません。入力の手間が問題に見えて、実際には書式が統一されていないことが滞りを生んでいた、という場合もあります。

    原因はひとつとも限りません。複数の原因が重なってひとつの滞りになっていることもあれば、原因が業務の別の場所に隠れていて、問題の起きている箇所だけを見ていても見つからないこともあります。表面の事象をその場で手当てするのではなく、元の原因まで立ち返って確かめる。遠回りのようでいて、これがその後の検討の出発点になります。

    当社では、業務の漏れ、重複、付加価値の三つの観点を突き合わせて、手を打つべき原因を見極めます。付加価値の観点では、付加価値を生んでいない作業をやめる候補として挙げます。原因の捉え方が変われば、その後に検討する改善案も変わります。だからこそ、この手順には時間をかけます。

    原因を確かめる際も、可視化で書き出した事実に沿って進めます。ここで見極めた原因は、優先順位の策定に引き継ぎます。原因が具体的であるほど、取り組む順番の判断はしやすくなります。

  5. 手順 05 問題解決の優先順位策定

    洗い出した原因のすべてに同時に手を付けるのではなく、取り組む順番を決めます。ものさしは二つ。その問題が業務に与えている影響の大きさと、解決したときの効果です。

    影響の大きい業務から手を付ける道もあれば、小さくても早く形になるものから始める道もあります。どちらを選ぶかは、前の手順までに確かめた事実をもとに、相談のうえで決めます。迷う場合は、早く形になるものから始めて、現場が変化に慣れることを先に置きます。

    範囲と順番の決定は、経営の立場からの判断をお願いします。

    一度に多くを変えると、現場が落ち着かなくなることがあります。順番を決めて一つずつ確かめながら進めるほうが、結果として円滑に定着へ向かいやすくなります。検討の結果、現時点では着手しないという判断もあり得ます。いま取り組むことを絞り込むこと自体が、この手順の目的です。

    決めた順番を社内で共有しておくと、経営の立場と現場の担当者とが同じ見通しを持てます。この順番に沿って、改善案の検討・実行へ進みます。

    この手順で残るのは、取り組む順番と、いまは着手しないものの一覧です。

  6. 手順 06 改善案の検討・実行

    優先順位に沿って、具体的な改善案を検討します。提案はひとつの案に絞り込まず、小規模に始める案を含む複数の選択肢を示します。社内にすでに成り立っている仕組みを生かす方法から、新たなシステムを導入する方法まで、それぞれの利点を説明し、進め方を相談のうえで決めていきます。

    改善の方法は、新しい何かを取り入れることばかりではありません。以前の名残で続いているだけの作業や、誰にも使われていない帳票なら、やめること自体が最も大きな改善になる場合もあります。作業の順番の入れ替え、書式の統一、確認の回数の見直しなど、いまある仕組みの手直しで足りるかもしれません。

    新たなシステムが必要と判断した場合は、選定から導入までお引き受けします。導入して終わりではなく、日々の業務の中で実際に使われる状態になるまで関わります。

    実行の段階で欠かせないのが、現場の従業員の方々への説明です。やり方が変わるときには戸惑いも生まれます。何のための変更で、日々の作業がどう変わるのかを分かりやすく伝えながら、少しずつ進めます。切り替えの直後は、例外的な処理をきっかけに以前のやり方へ戻り、新旧二つの手順が並んで残ってしまいがちです。以前の手順をいつ終えるのかを先に決めておくことと、切り替えの時期を業務の繁忙と重ねないことも、あわせて検討します。

    実行した内容は、次の効果測定で確かめます。変化の確認までを含めてひとつの改善であることは、この段階から共有しておきます。

  7. 手順 07 効果測定

    改善案を実行した後、その効果を測定します。当社の支援は、実行して終わりではなく、その後の変化を確かめるところまでを範囲としています。

    何を測るかは、改善の内容に応じて決めます。作業にかかる時間の変化を見ることもあれば、確認や手戻りのやり取りの変わり方を見ることもあります。何をもって効果とするのかは、実行の前に相談のうえで決めておきます。比較の元になるのは、可視化の段階で確かめておいた改善前の状態です。測る項目は、これと対応させて選びます。

    測ってみると、狙いどおりに進んでいない部分が見つかることがあります。その場合は原因を明確にし、関係する方々に周知したうえで、改めて測定します。この積み重ねで、改善した業務の定着を目指します。

    測定の結果は、その後の進め方を考える材料にもなります。次に取り組むべき課題が見えてきたときは、優先順位の策定に立ち返って、順番を組み直します。

    この手順で残るのは、改善の前と後を並べた比較です。

自社の場合はどの手順から始めることになるのか。その見立ても、無料相談の際にお答えします。

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途中の手順からの着手と期間を区切った実施

七つの手順は、最初から順にたどることだけを前提にしたものではありません。社内で課題の整理がすでに進んでいる場合は、途中の手順からの着手にも対応します。業務の書き出しにあたる整理が済んでいるなら、問題の特定から始める進め方もあります。

引き受ける単位と期間も、状況に合わせて決めます。

  • ひとつの課題だけを解決する形
  • 期間を区切り、区切りごとに続きを決める形

どこまでが済んでいて、どこからが残っているのか。その見立ても含めて、どの手順から始めるのがよいかを一緒に決めますので、現在の状況をお聞かせください。

当社がこの進め方をとる理由と、お取引のある業種、拠点、お打合せの形は、リフィードの強みのページに載せています。ご相談の進め方や対応の範囲についての質問と回答は、よくあるご質問のページにまとめています。

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初回のご相談は無料です。整理がついていない段階のままお聞かせください。